自問自答せよ

人生における様々な問題、困難な課題への解答をどのように導き出せばよいのか?
例えば、火を吹いた問題プロジェクトをどのように成功させるか?
問題解決の鍵は正しいものの見方にある。正しいもの見方とは私が師と仰ぐ人から学んだことだが、以下のような見方である。
・善意なる第三者としての見方。
・ものごとには必ず原因がある。原因とは何かを探る見方。
・表面的な現象にとらわれない見方。
正しい見方ができれば、それが正しい判断につながり、後は勇気を持って適切な判断に従って行動を起こすのみだ。
このような見方をするにはどうすればよいのか?どうすればこのような見方ができるようになるのか?もっとも有効な方法は自問自答することである。今自分自身がどういう状態にあるのか?正しい見方をしているのか?正しい見方とは?第三者の立場で見ているのか?自分の立場でのみ見ていないか?または相手の立場のみで見ていないか?もの見方を間違えて失敗するケースとしては、権力に取り込まれた例がある。これは権力者の要求(例えば客であったりする)をそのまま判断基準とすると、社会的道義もしくは犯罪を犯すことにつながることもある。最近の例としては、耐震構造を無視して鉄筋を減らしたマンションの構造計算を合格させた建築事務所の件など。仕事は客の要求を満たすことだが、その要求を満たすことで法律を犯したり、誰かが不幸になるとしたら。正しさを相手の立場だけに求めてはいけない例である。