2007-01-01から1年間の記事一覧
きょうは自分にとって記念すべきとなった。一切の苦しみ開放されるかもしれない一つの方法を経験的に知ることができたからだ。今までのモヤモヤ感から何か目の前が開けたような開放感にも似た感覚だった。これは一つの悟りなのかもしれない。。。
「木を見て森を見ず」という言葉がある。些事にとらわれて全体が見えなくなるということはよくあることだ。そして人生における大抵の過ちはそういうときに起きる。私たちは何かに関わるときにまずはそのことにとらわれている。そのことをやり始めた時からそ…
老いというのは誰にもやってくるものだけど、あまり有難くないものである。子供のときは早く大人になりたいと思ったものだが、今は時間よ止まれとよく思う。44歳ともなると、髪も白く薄くなり始め、あごの下に肉がつき始めてくる。最近は老いというものを確…
私は人をよく観察する方だと思う。そんな中で本当に危ない人ってどんな人とのことなのだろうと思うことがある。そんな人は実はいつもニコニコしていて、一見して善人に見える人なのだろう。善人に見えるから多くの人がその人に近づく。そこに大きな落とし穴…
生老病死の苦しみという言葉がある。人間はこの世の生れ落ちてから苦しみの連続である。生きていくことの苦しみ、老いることの苦しみ、病気の苦しみ、そして死への恐怖。生命全ては確実に死へと向かっている。死は決して避けられないのである。今の世は死と…
「心が人そのものである」という言葉がある。人の姿形は変わっていくが、心は変わらない(正確には年をとらない)。永遠に変わらぬ心がその人そのものをあらわすということだ。この考え方でみなが生きていけばこの世界はそのまま(ジョンレノンの)イマジン…
ブラザー・サン・シスター・ムーンという映画。この映画に深い思いいれがある。私は中学2年のころに突然心境の変化が生じ、道徳とか宗教に興味を持ち始めていた。聖書を買ってきて一人で読んでみたりもした。そこには祈り方が書かれていたので、書いてある言…
僕は先生に尋ねた。 「私はどうしたら幸福になれるのでしょうか?」 先生はこう答えられた。 「もし、君が今自分を不幸だと思うのなら、その原因は何なのだろうか。」 僕は淡々と話した。 「原因は分らないのです。なぜだか分らないけど不幸です。いつも不安…
私は今沖縄の基地の近くで生活している。アパートのベランダからは高台の5階のため海岸線に沿った街並を一望できる。海岸線に向こう側には青々とした海が広がっている。実に風光明媚な光景だ。沖縄の基地、飛行場が近いため、時折軍用ジェット機の離着陸時の…
zardの曲の中で「今日はゆっくり話そう」というのがある。この曲、初めて聴いたときにあまりピンとこなかったのだけど、彼女のPVのダイジェストを集めたDVD「Le Portfolio 1991-2006」の中で改めて聴いてみて、とても魅力的な歌だなと感じた。またPVの中の彼…
仏教に苦集滅道という言葉がある。苦しみの原因(集)を滅する方法(道)という意味だ。我々の人生は苦しみの連続だ。古代インドではこれを生老病死の苦しみと呼んだ。生きていくこと自体の苦しみ、また老いて、病気をし、死んでいくことへの不安、悩み。人…
この世界に存在する万物万生は絶えず変化し続けている。全ての生命には寿命があるし、形あるものは崩れていく運命にある。永遠に同じ状態を保つことができるものはこの世界に一つとして存在しないのである。真さに無常というわけである。このブログを書いて…
最近は毎日のようにzardの曲を聴いている。まだ聴くようになってから4ヶ月しか経っていないが、ほとんどの曲は聴いただろう。友人からはzardのことなら何でもしっているんじゃないかとひやかされるほどだが、私はかなり凝り症なので関心をもったり、好きにな…
法律のない世界は理想の世界だという人がいる。人間全員の一人一人が他を思いやり犯罪の全くない世界、助け合い補い合い、愛に生きることを第一とする世界。一人一人が人類の調和を第一に考えそれ実践している世界であれば、確かに法律というものはあまり必…
ピンクフロイドの狂気というアルバムに虚空のスキャットという曲がある。ドラムとシンセサイザーとピアノをバックに女性のスキャットがひたすら続くという楽曲なのだが、これが、聴けば聴くほど味わい深く魂をわしづかみされるような体中に戦慄と鳥肌が立つ…
アメリカ型経済が世界を席巻する。株主優先の短期利益追求型の経済だ。安易な金儲け話には必ず裏があるものである。株でもうけるということに、私はなぜか抵抗感を感じてしまう。もちろん、ギャンブルや宝くじに全く興味がない。お金を目的することに抵抗を…
巷に「愛」という言葉が溢れているが、ほぼ全てといっていいほど男女の関係をいっていると思う。ある人は「愛があれば全てが解決する」とか「愛は勝つ」といっているが、男女の愛についていっている限りそういうことはないはずだ。男女の愛は「愛憎の愛」で…
自分とはなんだろうという問いを私は20年間を発し続けてきた。人は自分が分らないから迷い、苦しみ、不幸になる。本当の自分が発見できれば、悩むことはない、なぜなら、進むべき道を失なわずに迷うことがなくなるから。分らない、無知である、それが人を…
ものごとに失敗して落ち込んだときによく「自信を持て」と励まされるものである。このときにことさらに自分を肯定されたりすると、自分は偉いのだと錯覚して周りの人を見下してしまいがちである。私の経験上ではあるが、人というものは、褒められれば優越感…
心のあり方が人の全てを決定づける。 心が安らかであれば幸せだ。 それ以上何を望むのか? 人生は苦しみの連続。 苦しみから解放されることで自分を取り戻せる。 果たして苦しみから解放されることができるのだろうか? 人間という生き物が。。。「私は今幸…
精神的に落ち込んでいるときに、その落ち込み方が尋常でなく、死にたいと思うほどのものだったときに、思いもかけない救いが舞い降りてくることがある。それがこんなにも身近にあった音楽、ZARDの音楽だったとは。初めて彼女の悲報を知ったのは私の携帯でだ…
誰もが美人は得だと思うことだろう。果たしてそうは単純なものではなく、性格はいたって普通なのに外見的な美人というイメージのために敬遠されることも多いのである。美人のイメージとは、「高飛車」「わがまま」「性格ブス」といったところか。そして百戦…
「では、ここで大事なこと言っておここうか。人間っていうものは常になにか心の隙間を埋めてくれるものを求めているわけだよな。それは実はなんだっていいわけだが、ある人は破滅的な方向にいってしまうんだよ」哲夫は頷いて自分に言い聞かせるようにいう。…
音楽ってすばらしい。つくづくそう思う。つらいとき、悲しいときどんなに励まされることか。。。 ZARDの音楽,歌詞は勇気と希望与えるすばらしいチカラを持っているネ。坂井泉水さんのクリアでストレートに入ってくる声もとても心地よい。ストイックに音楽を…
知識の多い人は人生において優位な立場に立つことができる、よって、知識をより多く持つことはよいことである。私は若いときはそう思っていた。多くの人はその意見に賛成するだろう。ある大学に行けば就職率がよいとか、ある会社は有力政治家と繋がっている…
禁欲主義は享楽主義と変わらない。どちらも正しくないのである。禁欲するということを意識するのではなく、心を正すことを常に心がけることである。心を正しい方向に向けることで、自然と欲望は収まっていく。
ある宗教家は「私は人々を救うためにここに使わされた」と言った。本当にその宗教家にその資格があるのかどうかは、その宗教家の言動を見ることで解るだろう。第一、本当に悟った人はそのようなことを明言するものではないのではないか。自分自身を救うこと…