美女のナレの果て

老いというのは誰にもやってくるものだけど、あまり有難くないものである。子供のときは早く大人になりたいと思ったものだが、今は時間よ止まれとよく思う。44歳ともなると、髪も白く薄くなり始め、あごの下に肉がつき始めてくる。最近は老いというものを確実に意識するようになった。20代のときはあまりに遠い未来のように感じていたけど、40代という現実は確かにやってきたわけだ。これからは50代、60代がやってくるのだろう。
さて、老いは当然誰にもやってくるわけで、これはだけは平等なのだ。確かに寿命には個人差があり、老いの早さも人によって違う。しかしその後に死は確実にやってくる。
考えてみれば、どんなに美女であっても、いつかは萎れた老女になってしまうのだ。なんと残酷なんだろう。これが自然の摂理だとしても、ちょっと納得できない人もいるのではないだろうか。