ぞっとする話

テレビでぞっとする話というのをやっていたが、意図的に怖がらせる話というのは実はあまり怖くない。創作のにおいを感じ取ることができれば、それは単なる夢物語であり、遠い世界の出来事なのである。自分にとっては、リアルだが、なんだかよくわからないという宙ぶらりんな状態が一番怖いのである。なぜわからないのか、その理由もわからない。自分はこの世界のことを、あまりわかっていないのではないだろうかと思った瞬間それは、言い知れない不安という恐怖になるのである。よく知らない世界に住んでいる自分。そこでは現実には何が起きているのか。そんなことを考えてる自分すらよくわからない。宇宙の存在する意味も。意味があるのかないのかもよくわからない。宗教や科学はその疑問を払拭することはできない。なぜなら、それらも存在の意味について不明だからだ。あまりにも脈絡のない話になってしまった。こんなことを書いている自分に一番ぞっとする。