浜岡原発の停止について

今回の政府の中部電力への浜岡原発の停止要請に関していえば、英断であったと評価する。これまでの政府の原発事故への対応は目を覆いたくなるような散々たるものだった。だが、ここに来て、原発関連政策においては政府はやっと正しい判断を行った。これは、経済優先の現状のあり方(今までの原発政策のあり方)から、国民の安全な生活を優先した政治のあるべき姿を実現した結果である。だが、今回原発を止める理由を津波対策としているが、是非、地震対策についても見直してほしいと思う。直下型地震震度7級の大きな揺れに耐えうる設計となっているのかどうか。1976年稼動ということだが、果たして耐震設計が十分なのか気になるところだ。